期待しても点と点は線にならない!全力の「点」たちは勝手に線になる、という考え!
「点と点がつながって線になる」って言葉を、成功者がよく言ったりするのを聞きます。
アップルの創業者スティーブ・ジョブズも伝説のスピーチで、それらしきことを語っています。
ですが、本当に点と点が線になるのでしょうか?
私個人の意見としては、点と点が線になるかどうかは自分の価値観次第だと考えるのです。
点と点が線になるというアドバイスは安易に言ってはいけない!
勉強に悩む10代の学生や、仕事に悩む20代の社会人に私が絶対に言わないアドバイスがあるとしたら、こんな言葉です。
いつか点と点が線になって、「あの時の経験が今につながっている」と思う時がくるよ!
ムー先輩
私がこのアドバイスをもらったら、こんな風に言うでしょう。
それって、いつ線になるの?
悩むわくい
点と点が線になるタイミングだって!?
それは誰にもわからんよ!
君次第だ!涌井君!
ムー先輩
私は今悩んでいるんですけど。。。
悩むわくい
そうです、ムー先輩の言うとおり、点と点が線になるタイミングなんて誰もわかりません。
そして、将来いつか役に立つ時がくる的な発言は、今悩んでいる人に対して何のアドバイスにもなりません。
「学校の勉強は社会に出たら役に立つ時がくる」、的な感じですね。
スタッフA美
ジョブズに言われたら、そうなんだろうと納得しちゃうでしょうが。。
ただ、こう言っておきながら何ですが、
私自身は「点と点が線になる」と考える人間です。
税理士わくい
なんだか哲学チックな話になってきましたね。
インターンけろ吉
わくいさん、お得意の展開です。
スタッフA美
点と点がかけ離れていると線になる
人によって点と点が線になるジャンルやタイミングは異なるかと思います。
私の場合は、点と点が同じジャンルだと全く線になりません。例えば、仕事に役立つからとビジネス本を読んだり、関連する資格の勉強をしたりすることです。
もちろん、これらは仕事の役には立ちます。
ですが、少しは線になっているのでしょうが、面白くないのです。
いや、点と点が線というより、点と点がくっついてダンゴになっている感じでしょうか。
そもそも、これは仕事に役立つ、といっている時点で「点と点」の意味が違っている気がします。
ジョブズも言っていますが、全く別々の一見つながらないような事に熱中していたら勝手につながった、というのが私の考える「点と点」です。
熱中していたからこそ、異ジャンルの点たちがリスペクトし興奮し合って相乗効果を生む。
点Aがサンバを踊っていたら、点Bもつられてサンバを踊り出す。
インターンけろ吉
いや、点Bはコサックダンスかもしれません。
ムー係長
否、コサックサンバか!
税理士わくい
化学反応=「異ジャンル×情熱×子供心」
点と点が強烈な線(化学反応)になるには、個人的に次の3つのポイントがあると私は考えます。
- 点と点のジャンルがかけ離れている
- 利得関係なく子供のように楽しむ
- 自分を信じ情熱的になる
ジョブズは大学時代に、ただ興味があるという理由だけでデザインの勉強に熱中しました。
コンピュータに全く関係ないし、仕事に活かそうとも思っていなかったわけです。
この、「デザイン×コンピュータ」という全く異ジャンルの2つを子供のように徹底的に遊びぬいたジョブズが出した作品がマックです。
まさに、点と点がつながって線となるです。
ジョブズが言えば説得力抜群です。
税理士わくい
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私はプロのバンドマンを本気で目指した時がありました。
新社会人になってから約3年間くらいです。
ギター自体は高校1年から続けていました。
私は給料のほとんどを楽器と練習代に費やしました。
当時はバンドビンボーです。
すったもんだあり、オリジナルバンドは3年で解散。
残ったのは、部屋の大部分を占める楽器や機材たちと無気力感です。
社会人になってからの3年間はバンドのことばかり考えていたので、正直な話、仕事の知識もスキルも身についていませんでした。
バンドで成功したら、すぐに会社辞めてやる、と毎日思っていたからです。
言い訳がましいですが、一応やることはやっていましたよ。
今の自分がみたらオーマイガー!な感じですが。。
税理士わくい
これから俺は一体どうやって生きていったらいいのだろうか。
音楽は今の仕事に活かせない、と思っていました。
ただ、それでもバンド経験を通じて自分の大切な財産になったものがあります。
それは、
- 全力で楽しむ
- 自分で作品を作り出す
- 周囲が笑顔になる喜びを知る
です。
そして、これらの財産は今の税理士業の価値観にもつながっています。
それは、
- 全力で楽しめないことはやらない
- バンドも税理士もエンターテイメント
- 自分が関わることでお客様に笑顔になってもらう
といった感じです。
私の中で、バンドマンと税理士業が奇跡のコラボをおこした瞬間、こんなことを考えました。
「もし、私がバンドでプロを目指していた時に、『バンドでの経験はいつか必ず他のことに役立つ』なんて考えていたら、子供のようにはのめりこまなかっただろう」
めっちゃバンドにのめりこんで、情熱的に行動し続けていたからこそ、バンドマン×税理士という異ジャンルの点どうしが相乗効果でつながったのだと思います。
強烈な点と点がつながるのは、ある意味当然
私はこう思うのです。
点と点が同じジャンルだと線になりにくいのは、腕の筋肉をつけるために、腕と腕の周辺部分だけ筋トレしているような感じです。
腕だけ筋トレしていると、腕は疲弊しますし、体全体のバランスが悪くなります。
木を見て森を見ず。
ムー係長
筋肉が狭い、いや視野が狭い人間になるのではないかと。
肩甲骨回りを鍛えたり、足を鍛えたりと別々の場所を鍛えることによって、体全体の筋肉のバランスがよくなる。
時には休息をとったり、プロテインをとったり、ストレッチやヨガもしてみる。
食事や睡眠も筋肉には必要です。
もし、「腕の筋肉を鍛えるために様々なことを取り入れよう」と考えたら、私なら続きません。私、楽しめないと続けられない主義なんです。
税理士わくい
筋トレ、食事、睡眠、ストレッチ、それぞれ独立して楽しんでいるから続いています。
そして、意識せずとも結果的に、それぞれの行動が相乗効果を生んでいるのだと思います。
もちろん、意識的に鍛えるために、相乗効果を生むものを選んでストイックにトレーニングする人もいるでしょう。
ですが、そのスタイルは私には合いません。
また、私自身感じるのは、利害関係を考えず全力で頑張った、子供のように楽しんだ経験は、後々「強烈な線になった」と感じやすいのだと思います。
私の場合、辛い経験も反面教師になったりはしますが、ただ辛いだけの点は線になる感じが全くしません。
「線」の補強材にはなるかもしれませんが。
人生、全く無意味な経験はないと考えれば、補強材もまたよし、って感じですかね。
よっ!哲学者!
起業家さや
まとめ
ここまでダラダラと書いて、書きまくってしまいました。
しかも、まとまりや特にオチも無い感じで。
突発的な涌井の思考なのでご勘弁ください。
たまに、頭の中の思考を吐き出す記事も書いていこうと思います。
あなたの点と点、是非聞かせてください。
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今日もご覧いただきありがとうございました。
群馬県太田市の【ワリとフランクな税理士】涌井大輔でした。
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