確定申告書の「本年中の特殊事情」欄を上手に活用して余計な税務調査を逃れよう!

- 売上がめっちゃ増えているのに払った税金が昨年より少ない
- 売上が昨年と変わらないのに経費がメッチャ増えて払う税金がゼロ
そのまま確定申告書を提出したら、税務署に怪しまれるかも?
そんな時は、確定申告書の「特殊事情」欄を活用するという手があります。
実は結構大事な「特殊事情」欄
確定申告書の青色申告決算書(白色申告の場合は収支内訳書)
恐らく、多くの方が特段気にしたことがないのではないでしょうか。
というより存在すら知らなかったという方もいるでしょう。
「特殊事情なんて特にないよ」、って感じで。
税理士わくい
税務署からの疑いの目を遠ざける
税務署は申告書の中におかしなところがないか、所得調整して脱税しようとしている形跡がないか目を光らせています。
税金をシッカリ徴税するのが税務署のお仕事ですからね。
スタッフA美
とはいえです。
いくら百戦錬磨の税務署といえども、
そのため、脱税と無縁の納税者のところにも、
しっかり、帳簿もつけて確定申告しているのに、税務署から目をつけられて税務調査に来られるのは、かなり時間の無駄です。
お互いにとって無駄ですね。
スタッフA美
「特殊事情」欄を利用するのは、「やましいことをしていない」「自分は脱税などしていない」、ということを明記する意味もあります。
- 売上が上がっているのに税金が増えていない
- 前年と比べてやたら経費が増えている
- 粗利益率が大幅に悪くなっている
このような場合は、パッと見で脱税しているのではないか、
「特殊事情」欄にできるだけ詳しく説明書きをする
売上が増えたのに納税額が増えていない、売上は変わっていないの経費が大幅に増えた、といった場合は理由をできるだけ詳しく説明しまし
税理士スナ子
例えば、
- 商品が時代遅れになったので大幅に値引きをして売ったので利益率が悪い
- 仕事用の備品を大幅に入れ替えたので、
消耗品費が例年より増えた
といった感じで。
あまり難しく考えることはありません。
ありのままを書けば大丈夫です。
税務署も暇ではないので、
税務署も余計な仕事が減るので逆に助かるのです。
まとめ
例年とは異なる特殊な事情があれば、「特殊事情」欄を上手に活用しましょう。
税務署からの脱税疑惑をかけられるのを防ぐのに役立ちます。
売上や経費に大幅な変動がある場合は、一言メモ的なことでもいいので「特殊事情」欄に状況を記載しておきましょう。
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