日本政策金融公庫の審査通過後に最速で融資金を送金してもらう方法とは!?
日本政策金融公庫の融資審査が無事通過したら、その後は最終的な契約となります。
郵送されてくる契約書に必要事項を記載し、必要書類をそろえます。
これらの書類を公庫に送り返せば、振込み手続きは完了です。
創業までの時間が1日でも惜しい方のために、振込みまでの日数を短くする方法をお伝えします。
振込みはおおよそ3営業日後
公庫が契約書や印鑑証明書などの最終的な必要書類を受領後、おおよそ3営業日後に融資金が振込みとなります。
例えば、公庫が必要書類を月曜日に受領した場合、翌日の火曜日から数えて3営業日後の木曜日に融資金が指定口座に送金されます。
受領日が木曜日の場合、日数は金曜日から数えますが、営業日からはずれる土日をはさむことになるので、3営業日後は火曜日となります。
この場合、日数にすれば公庫が書類を受領した日も含めると、融資金振込みまで6日間かかることになります。
これはあくまでも目安であり、郵便事情によっては融資日までさらに日数を要することがあります。また、提出書類に不備がある場合も、融資が希望日に間に合わないこともあるので注意が必要です。
融資金振込み日をさらに早くする段取り
最終的な融資契約関係書類については、通常は公庫のセンターから郵送されて、書類を整えた後に返信用封筒で公庫に送り返す手続きを行います。
ですが、公庫が受領してから3営業日後の振込みなので、プラス郵送のタイムラグがあるわけです。
さらには、必要書類に振込み指定口座の金融機関から証明印(確認印)をもらう必要があるので、このタイミングが遅くなっても日数はどんどんズレこんでいきます。
つまり、融資金を最速で振込んでもらうには、事前の段取りも重要になるのです。
具体的には、公庫から融資通過の連絡がきたら、次の準備をしておきます。
- 印鑑証明書を取得しておく
(借主本人、連帯保証人) - 振込み指定口座の通帳のコピー
(表紙、見開き1ページ目) - 借入金額に応じた額の収入印紙
(収入証紙ではないので注意)
そして、公庫から必要書類が送られてきたら、次の手続きをします。
- 借用証書に必要事項を記載する
- 指定口座の金融機関で「預金口座振替利用届」に確認印をもらう
- 念書、同意書、特約書、確認書などが同封されていれば記載する
- 団体信用生命保険に加入する場合は記載する
書類関係は裏面にも☑チェックする箇所があるので漏れなく記載しましょう。
書類が揃ったら公庫へ直接持ち込む
通常ですと、必要書類が揃ったら公庫に返信用封筒で送り返す流れになります。
ですが、1日でも早く融資金が必要な場合は、郵送のタイムラグも惜しい人もいるでしょう。
そのような場合は、公庫担当者に事前に連絡をしておいて必要書類を公庫に直接持ち込みましょう。
これによって、郵送のタイムラグと、郵便事情に左右されるリスクを軽減することができます。
まとめ
日本政策金融公庫の融資金を1日でも早く振込んでもらうコツは、
- 事前の段取り
- 公庫に直接持ち込む
これが有効です。
創業まで余裕のある準備をしたいものですが、開業の都合上1日でも早く融資金が必要だ、という場合は参考にしてみてください。
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