いわゆる「窓口」がある金融機関口座がないと日本政策金融公庫の融資は受けられない?!

日本政策金融公庫で融資が通った場合には、契約書を交わした後に、融資金が銀行口座に振り込まれることになります。
その際、振込み先となる入金口座については、銀行窓口や通帳が存在しない「ネット銀行」でも公庫の融資は受け付けてくれるのでしょうか?
公庫融資はネット銀行への振込みはできない
結論からいうと、日本政策金融公庫で融資を受けたい場合は、融資金の振込先口座として「ネット銀行」を指定することはできません。
ここでいう「ネット銀行」とは、銀行窓口や通帳が存在しない銀行のことです。
インターネットバンク対応の銀行のことではありません。
例えば、
- 楽天銀行
- ソニー銀行
- ジャパンネット銀行
- じぶん銀行
などがあります。
ネット銀行は利用者も増加してきており、公庫でも将来的に振込口座として対応する日がくるかもしれませんが、現状は対応していないのです。
融資金の振込先口座は店舗のある銀行口座でないとダメ!
日本政策金融公庫で融資を受ける場合は、
- メガバンク
- 地方銀行
- 信用金庫
- 信用組合
- ゆうちょ銀行
などの預金口座を作成しておく必要があります。
いわゆるリアル店舗がある金融機関の口座でないと、日本政策金融公庫の融資を受けることができません。
振込口座の作成は融資決定後でもOK!
融資金の振込口座としては、メガバンク・地方銀行・信金などの店舗がある金融機関口座を作成しておく必要があります。
ですが、融資申請時までに銀行口座を作成しておく必要はありません。
ネット銀行の口座しか持っていなくても、問題なく融資の受付をしてくれます。
振込先口座の作成は融資決定後に作成してもOKです。融資の決定が出るまでは不安だ、という場合は融資決定後に振込先となる銀行口座を作成しましょう。
まとめ
今では当たり前となってきているネット銀行口座でも、日本政策金融公庫では現状対応しておりません。
振込先となる銀行口座の作成については、融資決定後でも間に合います。
時間に余裕のある方は、前もって利便性の高い金融機関で預金口座を作成しておきましょう。
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