クラウド会計で経理を効率化しよう!【freeeクレジットカードを活用する】 201702/23 Updated 2022.04.14 201702/23 Published 2017.02.23 / 税理士わくい \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする クラウド会計で経理を効率化しよう!【freeeクレジットカードを活用する... 税理士わくい B! リンクをコピーする 群馬県太田市の【ワリとフランクな税理士】涌井大輔です。freeeは手打ちの職人芸に頼らず、預金やクレジットカード等のデータを連動させて、経理を効率化するところにメリットがあります。ここでは、クレジットカードの連携と口座引き落としまでの流れについてみていきます。 事業専用のクレジットカードを作る個人事業主がクレジットカードを事業用に使う場合、プライベートの買い物も混ぜて使用しているケースは少なくありません。しかし、私用の比率が高くなればなるほど、修正作業が増えるためfreeeの効用は下がってしまいます。最悪の場合は、自分が何をやっているのかわからなくなり、残高がいつまでも合わないということも起こりかねません。場合によっては、複雑化を招くことで税理士への顧問料が高くなることもあるでしょう。そんなことで余計な支出が増えるのはバカバカしいですよね。 何より、自分自身の管理が明確になります。 まずは、プライベート用とは別に事業専用のクレジットカードを作成しましょう。ちなみに、私は楽天カードを利用しています。 通帳も事業専用のものを作りましょう!売上用と経費用の2冊があれば、より完璧です。 クレジットカードと銀行口座を登録する連携させるクレジットカードと引き落とし口座を登録します。引き落とし口座はデータを取得するために、インターネットバンキングの登録が必須になります。【口座】⇒【口座を登録】を開きます。「検索」で使用しているカードを選択します。自動で明細を取得するためのログイン情報を入力します。クレジットカードの引き落とし口座を登録します。【設定】⇒【開始残高の設定】から口座の開始残高を設定します。 (口座残高と開始残高が一致していないと、永遠に残高が合いません)これでクレジットカードと預金口座が連携される準備が整いました。 カード利用の詳細を登録するfreeeに連携されたクレジットカードの利用データに勘定科目などの取引明細を登録していきます。【取引】⇒【自動で経理】画面を開きます。勘定科目が推測で表示されているので確認します。勘定科目の変更やメモがあれば「編集」から修正します。OKなら「登録」ボタンを押します。例えば、水道料金のように、毎回勘定科目もメモなども変更がない取引の場合には、「自動化」にチェックを入れてから「登録」を押します。これで、今後水道料金については「登録」を押す手間が省けます。新聞代のように、ほぼ、永久的に変わらないという自信があるものだけ「自動化」にしましょう。※クレジットカード利用残高をチェックしましょう!ホーム画面左にクレジットカードの利用額が表示されています。取引の登録が完了すると、クレジットカードの残高はマイナスになります。マイナス残高は「購入したが支払いは未払い」の状態を表しています。 カード利用分が口座から引落されたらカード利用分(例えば6月利用分)の経費登録は前項でしました。 ここでは、口座から引落されたときの流れをみていきます(例えば6月利用分7月引き落とし)。【取引】⇒【自動で経理】画面を開きます。「口座振替・カード引落とし」タブを選択し、「振替先口座」で該当するクレジットカードを選び登録します。 (例えば「群馬銀行」⇒「楽天カード」)※「自動化」にチェックを入れておくと、今後この手順は自動的に行われるようになります。 (自動登録ルールが作成されます。詳細は【設定】⇒【自動登録ルール】) 口座残高をチェックしましょう! 口座振替の登録が終わると、登録分の金額が、銀行からクレジットカードへ資金が移動します。カード残高が0円の場合はカード利用の未払金額がなくなったことを意味しています。 まとめfreeeの使いこなしで重要なことは、預金口座もクレジットカードも「事業用」と「プライベート用」をしっかり分けておくことです。そのうえで、買い物は現金でなく、なるべくクレジットカードを活用することで、経費の入力の手間を少なくすることができます。修正業務は通常の経理業務よりストレスになる種になりやすいので、なるべく経理のスリム化を図っていきましょう。今日もご覧いただきありがとうございました。 共有:クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)関連