クラウド会計で経理を効率化しよう!【freee登録した取引をチェックする】 201702/23 Updated 2022.04.14 201702/23 Published 2017.02.23 / 税理士わくい \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする クラウド会計で経理を効率化しよう!【freee登録した取引をチェックする... 税理士わくい B! リンクをコピーする 群馬県太田市の【ワリとフランクな税理士】涌井大輔です。取引の連動や入力が終わったら、間違いはないかチェックしてみましょう。 取引のチェック方法チェック方法は主に2つあります。取引の一覧からチェック仕訳帳からチェック 取引の一覧からチェック【取引】⇒【取引の一覧】から見ることができます。取引状況や入金予定日、回収状況、コメント欄を直感的に見ることができます。 減価償却や、棚卸資産の計上、家事按分、振替伝票による登録項目は【取引の一覧】には計上されないので、全データを見たい場合は【仕訳帳】から見なければなりません。取引の一覧からチェックは、一般ユーザーがチェックする第1段階チェックというイメージです。 仕訳帳からチェック【レポート】⇒【仕訳帳】から全データが仕訳形式で見ることができます。複式簿記に慣れている会計事務所側が見た場合は、コチラの方がチェックしやすいと思います。 取引一覧からのチェックも併せて、会計事務所側が仕訳帳からの第2段階チェックをするという流れも良いと思います。 預金残高は毎月合わせるfreeeは基本的に預金口座を自動で読み取ってくれるため、残高は必ず一致すると思われるかもしれません。 しかし、口座間の資金移動をした場合は二重仕訳が生じ、残高不一致になることもあります。まずは、預金残高を毎月一致させることが大事になってきます。1つ1つの勘定科目の修正や、タグなど細かい修正もしたくなったりしますが、とりあえず残高が一致していれば、細かい修正は後で安心してすることができます。 残高不一致の主な原因開始残高の正しい設定がされていない (期首残高が一致していなければ、永遠に合わない)取引の登録がスルーされている (プライベート支出を取引登録せずスルーしている)口座間資金移動により二重仕訳が生じている (どちらか一方のデータを削除しましょう) 他にも、自動同期しておきながら手動入力している、自動同期又は手動入力しておきながらエクセルデータも取り込んだ、などが考えられます。 自動取り込みなど便利な反面、何も考えず自動化すると、面倒くささも自動化されてしまうので、上記は特に注意しましょう。 コメント欄を活用する取引内容に疑問・質問がある時は【取引】の一番下に【コメント】を入力することができるので、問題を税理士などの専門家や他の共有者と共有することができます。 また、疑問・質問をコメント欄から直接メールで共有ユーザーに送ることも可能です。コメントを入力しておくと、【未解決】表示がされます。 この方法ならば、具体的にわからない取引を直接画面で見ることができるので、問題点をすぐに明確に把握することができます。また、従来のように、わからない取引を税理士にメールで聞いて、答えを待ってから修正するという流れを省くことが可能です。そもそも上手く説明できないというケースもあると思うので、余計な手間やストレスを軽減できる良い機能だと思います。 まとめ残高不一致になる理由は、そもそも簿記の知識がないことから生じるものです。残高が合わない時は、あまり会計ソフトをいじりすぎずに専門家にチェックしてもらいましょう。今日もご覧いただきありがとうございました。 共有:クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)関連