クラウド会計で経理を効率化しよう!【freee基本設定】

群馬県太田市の【ワリとフランクな税理士】涌井大輔です。
AIフル活用のクラウド会計freeeの操作について記事にします。
クラウド会計ソフトfreeeを導入したら、まず初めに事業所設定をしましょう。
ここをカチッと固めておけば、確定申告書、決算書、請求書、見積書などに自動でデータを反映させることができるので、後々が楽になります。
事業所の設定
【設定⇒事業所の設定】から下記の設定を行います。
- 基本情報
- 請求書設定
(freeeで請求書業務も行う場合) - 詳細設定
(消費税が発生する場合など)
ここで特段注意すべき事項は詳細設定の消費税設定となります。
免税事業者なら特に気にしなくて大丈夫です。
請求書作成機能
freeeでは見積書、請求書などを作成するテンプレートが用意されており、会計ソフトと連動して仕訳してくれたり、入金金額から売掛金が回収されたことを自動で判断してくれたりする機能があります。例えば、
- 1,000円の請求書作成した⇒売掛金1,000/売上1,000
- 1,000円が普通預金に入金された⇒普通預金1,000/売掛金1,000
これらをfreeeが判断して仕訳してくれるので、慣れれば便利な機能となります。
また、請求書のレイアウトの変更ができ、自社のロゴや印鑑のデータを登録すれば、請求書に記載してくれます。
操作できる人を招待する
会計freeeでは、事業所の作成者を含めて3名まで無料でメンバーを招待できます。
操作できる範囲権限は4つに分かれています。
- 管理者(プラン設定等全ての操作可能)
【例:代表者、顧問税理士】 - 一般(決算、確定申告を除く全ての操作可能)
【例:経理担当】 - 取引登録のみ(自分が登録した取引の確認・修正のみ操作可能)
【例:営業担当など一般社員】 - 閲覧のみ(データの登録・編集・削除はできない)
【例:外部コンサルタント、監査】
メンバーをメールで招待することができ、招待する際に権限の設定をすることができます。
招待方法
- [設定]⇒[メンバー招待・管理]をクリックします。
- 招待する方のメールアドレスを入力します。
- 「管理者」「一般」「取引登録のみ」「閲覧のみ」の中から権限を選択します。
- [招待メールを送る]をクリックすると、招待する方にメールが届きます。
- 招待された方は、メール内のリンクをクリックし、ログインスワードを設定します。
まとめ
基本設定は重要なので導入したらサクサクッと設定しましょう。
権限設定は範囲を細かくカスタマイズすることも可能です。
使用する人が家族や税理士だけという場合はさほど気にする必要はありません。
また、顧問税理士がいることで、下記のことがリアルタイムで可能となります。
- 入力内容のチェック・指導・修正
- 記帳の代行
- 同じデータを見ながら税務、財務の相談
- 決算申告の代行
(クラウドで情報共有するので、別途記帳データを送る必要はありません)
[設定]⇒[事業所の設定]メニューの「税理士設定」より招待してみてください。
今日もご覧いただきありがとうございました。