群馬県太田市のワリとフランクな税理士事務所

インターネットで電子申告すれば税務署に行かなくてもOK!

    
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インターネットで電子申告すれば税務署に行かなくてもOK!

群馬県太田市の【ワリとフランクな税理士】涌井大輔です。

確定申告の提出方法の一つとして、インターネットで手続きが完了する電子申告があります。

初期設定に手間がかかりますが、毎年確定申告をする忙しい個人事業主にはもってこいの申告方法です。

e-taxなら待ち時間ゼロ、郵送料ゼロ

確定申告の提出方法には、「税務署への持ちこみ」、「郵送」、「電子申告(e-tax)」があります。

実は、私は一度も「税務署への持ち込み」はしたことがありません。

理由は単純。

「激こみしているから」です。

税理士わくい

行くのも手間だし、待つのも時間がもったいない。

 

相談したいことがあったり、確定申告が初めてで不安がある、という場合は直接持ち込んで、税務署員と話をして安心感を得ることもいいかと思います。

それと、1年間の一つの儀式的な意味で行くという方もいるでしょう。

ただ、正直いって儀式的な意味で混んでいる時に税務署に来られても、職員的には困ってしまいます。。

病院じゃないですが、本当に相談したい人が余計に待つことになるわけですから。

そして、私たちの税金から職員の残業代が支払われるわけです。

 

それ以上に忙しい個人事業主にとっては無駄な時間になってしまいます。

もし、確定申告書を税務署に持ち込んでいるなら、「郵送」か「電子申告(e-tax)」で業務の効率化を図ることができます。

 

電子申告(e-tax)なら添付書類も省略できる

今や所得税の確定申告は5割以上の人が電子申告をしています

確定申告書も国税庁のホームページから、パソコン画面でサクサク作成できます。

確定申告書を「税務署への持ち込み」、「郵送」される方も国税庁のホームページから作成するケースは多いかと思います。

作成後に印刷して、添付書類をつけて、持ち込み又は郵送というパターンですね。

 

電子申告ならそのままインターネット上でデータを送信して完了です。

さらに、電子申告には下記のメリットがあります。

  • 医療費の領収書を添付しなくていい
  • 給与の源泉徴収票を添付しなくていい
  • その他必要事項の記入だけで添付を省略できる場合がある
  • パソコンからネットバンクで納税の手続きができる

 

また、確定申告書の「控え」に税務署の受付印をもらいたい場合も、電子申告の場合は受付印と同等の証明を、無料でインターネット上で取得することができます。

他にも、持ち込みのための交通費、郵送料、待ち時間、が削減できるというメリットがあげられます。

楽ちん大好き!

ムー係長

 

正直、電子申告の導入は手間がかかる

結論からいうと、確定申告期間真っただ中、又は期限ギリギリの場合は電子申告に挑戦するのはやめましょう

e-taxを利用するには事前準備が必要で正直手間がかかります。

最低限、手元に用意するのは下記のものです。

  1. マイナンバーカードなどの個人認証カード
  2. マイナンバーカードを読み込むICカードリーダ
  3. ネットが使えるパソコン

 

これらが揃ったら、何やかんやダウンロードやインストールをしていきます。

個人的には、手続きしている途中で自分が何をやっているのかわからなくなる瞬間がありました。

夜中にトランス状態でパソコンを操作していたこともありますが。

e-taxの事前準備は夜中にするのはやめましょう!

税理士わくい

できるだけ心穏やかな時間にやることをオススメします。

 

特に、パソコンが苦手な方は、事前の設定ができないエラーが出た時、なんで設定できないのか意味がわからずイライラすることになります。

私の場合は、ICカードリーダの設定が上手くいかないという、国税庁に突入する以前の初歩的トラブルでつまづきました。

さらに、マイナンバーカードの暗証番号を3回以上打ち間違えたので、市役所に暗証番号の再発行をしに行くロスもありました。

 

e-taxのデメリットは下記にまとめられます。

  • 事前準備に時間がかかる可能性が高い
  • ICカードリーダの購入が必要
    (私は2,500円で買いました)

 

私はICカードリーダ設定トラブルや、暗証番号変更で市役所にも行ったので、3日くらいは事前準備にかかりました。

大げさに言ってきましたが、設定がスムーズにできれば、数時間で手続きはできるでしょう。

それでも、何が起こるかわからないので確定申告の時期に突入する1ヶ月くらい前から事前準備はスタートすることをオススメします。

 

確定申告(e-tax)までの流れ

簡単ですが、軽くながれをみていきます。

①「電子証明書」(マイナンバーカード等)とICカードリーダを用意する
②e-taxホームページから「開始届出書」を提出して、「利用者識別番号」を取得する
③e-taxソフトや国税庁の「確定申告書作成コーナー」から初期設定を行う(①と②が必要になる)
④e-taxで確定申告書を作成し、電子証明書を添付して、申告データを送信する
⑤インターネットから納付したり、還付を受けられる

参考:国税庁HP(e-taxをご利用になる場合の事前準備)

 

まとめ

e-taxの導入は手間がかかりますが、毎年申告する個人事業主の方にとっては、業務の簡略化は大きなメリットとなります。

一度導入手続きさえしてしまえば、確定申告書を持ち込み、郵送する手間が省けますし、添付書類を提出しなくてもよいものもあります。

今年の確定申告が終わったタイミングで、ゆっくり電子申告の導入手続きをしてみてはいかがでしょうか。

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今日もご覧いただきありがとうございました。

群馬県太田市の【ワリとフランクな税理士】涌井大輔でした。

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