警鐘!創業融資を受けるなら遅くとも6か月前から準備をしよう!
最近は、確定申告が終わったばかりということもあるのでしょうか、
おかげさまで、創業融資の相談も増えているのですが、
創業融資は計画性が非常に重要です。
ということで、今回は警鐘の記事とさせていただきたいと思います。
温和な私ですが、今回は厳しめでいきます!
税理士わくい
経営は勢いも大事だが計画性はもっと大事
経営者は勢いがないとね!
起業家B吉
その気持ち非常によくわかります。
私も、いち経営者として、
ですが、勢いだけで経営は成り立ちません。
個人事業主の3年以内廃業率は7割です!
税理士わくい
創業融資を受ける場合も勢いだけで審査は通過しません。
日本政策金融公庫や地域金融機関は、事業に対する熱い想いを語ったところで、お金は貸してくれません。「その事業は儲かるのか」、という事業計画が必要になります。
「創業までにどんな準備をしてきたか」、
創業融資に関して言えば、熱意や想い以上に、
熱意と勢いは経営の前提条件
たまにこんなこと言う経営者がいます。
計画を立てても、
起業家さや
準備している暇があったら行動したほうがいい。
起業家B吉
確かに、即行動は、経営者としては非常に重要な要素だと思います。
ですが、計画や準備をおろそかにしている経営者は、
計画を練ることの重要性は、
計画通りに行くことなんてありません。
では何のために計画を作るのでしょうか。
それは、計画と現実のギャップを把握し、
また、「今後どんなことが起こり得るか」という予測を立てておくことで、
経営にかける熱意と勢いは大事、というより、
熱意と勢いはあって当然、というのが私の考えなので、「
公庫融資は6ヵ月前から準備しておきたい
私のところに、ご相談にくる多くが、「開業1ヵ月前or開業しちゃった」起業家です。
公庫の場合は、融資の受付から融資金が振込まれるまでは、およそ1ヵ月はかかります。 保証協会付き融資なら早くて1ヵ月半はかかります。日本政策金融公庫で創業融資を受けるなら、
その期間に、
- 創業のための自己資金を貯蓄しておく
- 6ヵ月間の預金口座をチェックされるので対策を練る
- 事業計画を作成する
- ホームページを作成しておく
といった準備をしておきます。
思い立ったら専門家に相談する
いざ開業してから、「お金がないので公庫で融資を受けたい」、
初めから資金計画を立てておけば、「どのくらいのタイミングでお金がなくなるか」、なんて簡単にわかるのです。
私のように専門家でなくても、
そうならないためにも、
- まだはっきりとしていない部分があるから
- 今はまだうまく説明できないから
と言って相談を躊躇する人がいます。
私の経験上、
私の場合ですが、私が質問しながら、
親身になってくれる税理士ならば、いちから丁寧に説明をしてくれます。
後になってからでは遅い場合がありますので、
まとめ
今回は、あえて厳しめの記事となりましたが、一番大変なのは創業融資を引き出すことではなく、その後事業を軌道に乗せていくことです。
苦手なことなら専門家に相談すればいいのです。
得意なことだけを自分でやればいいのです。
という私も、全部自分でやりすぎるところがあるので、最近はスタッフにお任せする仕組みを構築しているところです。
負担が多くなってきました。
スタッフA美
感謝です!
税理士わくい
税理士 涌井大輔事務所は夢を持って創業される経営者様を応援しています!
今日もご覧いただきありがとうございました。
群馬県太田市の【ワリとフランクな税理士】涌井大輔でした。
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