国税庁の税務調査対象業種ランキング(令和4年度):不正発見率の高い10業種を解説 202407/22 Updated 2024.09.29 202407/22 Published 2024.07.22 / 税理士わくい \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする 国税庁の税務調査対象業種ランキング(令和4年度):不正発見率の高い10業... 税理士わくい B! リンクをコピーする 群馬県太田市のワリとフランクな税理士わくいです。中小法人、個人事業主の夢と成功を支援する特化型税理士です。コロナ禍で控え気味だった税務調査が徐々に増えつつあります。 調査に入られやすい業種は予想できる?税務調査って何だか響きが怖いですね。実際に調査の対象となりやすい業種ってあるんですか?起業家さやはい、国税庁が発表している「重点調査業種」からある程度の予想をすることはできます。税理士わくいそれは国税庁が、ある程度調査対象となる業種の「あたり」をつけている、ということですか?起業家さやそうなんです。国税庁や国税局が、各税務署に対して「この業種を狙っていけ」という指示を出すのです。重点業種を指定された各税務署は、調査実績の報告が求められます。税理士わくい何だか本部から営業ノルマを課された支店みたいですね。。起業家さやでは、具体的にどのような業種が税務調査に入られやすいか、みていきましょうか!税理士わくい 不正発見割合の高い業種が重点調査業種となる基本的に毎年の「不正発見割合」の高かったワースト業種が「重点調査」の対象となります。令和4年度でいえば、「飲食業」、「廃棄物処理」、「中古品小売」が脱税割合が高い業種ビッグスリーとなっています。令和4年事務年度 法人税等の調査事績の概要 なぜこれらの業種が狙われるのか?令和4年度の税務調査で特に重点的に調査された理由は、経済の動向や業種特有の現金取引の多さなどです。例年上位にランクインする「飲食業」は、現金収入の透明性確保が課題とされています。また、急上昇した「廃棄物処理業」は、銅や金属類の相場上昇が影響しています。過去数年間、安定的に上位を占めていた「美容業」は、今年は10位にランクダウンしましたが、景気の良い業種であるため、今後も油断は禁物です。男性用のエステや脱毛サロン店も、よく見かけるようになりました。税理士わくい景気のいい業種を、国税庁が見逃さない結果が、実際に数字としてあらわれているんですね。インターンけろ吉 現金商売、好況業界は税務調査対象の最有力「飲食業」、「廃棄物処理」、「中古品小売」、「美容」、「建設業」など、例年税務調査の対象となる重点業種があります。そして、これらの業種は、たとえ昨年に税務調査を受けていたとしても「今年もくる」と想定して準備をしておいた方がいいでしょう。もちろん、「不正調査発見割合が高い10業種」だけが、税務調査対象となるわけではありません。税務署の姿勢は、今も昔も変わりません。「取りやすくて、たくさん取れるところから取る」税理士わくい取れるところから取る、というのはわかりやすいですね。税務調査に入られやすい、具体的な判断基準はありますか?起業家さや「現金商売」、「景気のいい業界」は、いつの時代も税務調査対象となりやすいですね。税理士わくい まとめ税務調査の対象となりやすい業種は、「飲食業」、「廃棄物処理」、「中古品小売」、「美容」、「建設業」など、「不正調査発見割合が高い10業種」を中心に選定されます。「現金商売」、「景気のいい業界」も税務調査の対象となる傾向があります。他にも、前年と比較して売上や利益が急増している、接待交際費や外注費などの経費が急増している場合も要注意です。もちろん、正しい経理をしていれば、税務調査が入っても何も問題ありません。不安な方は、これを機に税理士に相談してみてはいかがでしょうか?ご連絡お待ちしております!税理士わくい逆境に負けずやりきる!スタッフA美オンオフなく、常にオン!ムー係長お申込み、お待ちしています!インターンけろ吉共有:クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)関連